リヤドロには大きくテーマで分かれていて、それぞれの作品は、そのテーマの中の登場人物のように作られています。まず、代表的なテーマは、花です。花をテーマにした作品は、リヤドロを代表するものと言ってもいいでしょう。薄い花びらは、職人が、1枚1枚、手作りで作り上げ、絵師が丁寧に色づけして、ポーセリンで作られたとは思えないほど細かな美しいものです。多くのリヤドロ好きな人は、最初に、この花に魅せられた人たちでしょう。花の代表作といえば、1983年に発表された『公園通りの花屋さん』でしょう。これが発表された時、リヤドロの売上記録を更新したぐらいで、今でも根強い人気があります。荷車の上に溢れるほどの花が載っていますが、その本数はなんと310本!これを1本1本、アーティストが手で作っているのです。バラ、チューリップ、マーガレット、カーネーション、グラジオラス、ペチュニアなどが忠実に再現され、その色合いも花びら1枚1枚が微妙に変化しています。そして、花屋さんの少女は花を片手に差出しています。パラソルの上には、小鳥たちがとまっていて、なんとものどかな風景を切り取ったような作品です。
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